産後の体調→陽性転移→○トーカー

手術したということもあって、産後はなかなか身体が辛かった。普通に産んだって辛いんだけど、腸の調子が悪くてブルーだったり、手術痕がヒリヒリ痛んだりするのはやっぱり堪えた。娘ちゃんが走ってきてドーン!と抱きついてくるとちょうど頭が傷痕にぶつかる位置で身悶えたり、息子くんのオムツ替え中にお腹にキックを食らったり(T_T)自分のくしゃみや咳でもかなりのダメージ!
でも1ヶ月たってだいぶ普通に動けるようになって、傷痕をかばわなくても良いくらいになってきた!良かったー。うつ伏せで寝れるし!
先週の1ヶ月検診でも問題なしだそうで。傷痕が一部ヒリヒリ痛むんだけど、何がどうしたということもないから様子を見て下さいとのこと。傷跡用のローションの薬をもらってきた。
お世話になった産婦人科の担当の先生に会うのも、この一か月検診が最後かと思うとなんだか寂しかったー。この先生、若くて物腰が柔らかで、非常にのんびりした雰囲気で喋るんだけど、話す内容は的確で淀みがない。ある日突然髪型がボーズになって野球少年のような見た目になったり、私が破水した早朝には消防士のようにすぐさま駆けつけてくれたり、実はすごく小柄な体型だったり。隣に並んで立つ機会がなかったのでしばらく気がつかなかったけど、私とさほど変わらないくらいの身長だった。小柄だから手術のときオペ看の人か誰かに「手術台すこし下げますか?」と聞かれて実際少し下げてた。私の入院中に産婦人科学会があってしばらく不在にされたことも。学会から帰ってきてすぐの激務の日に私の退院の診察をしてくれたんだけど、手術3件ある合間の超絶忙しいタイミングなのになぜかのんびり作業してるように見える不思議。妊婦検診で逆子が治ってたときには「赤ちゃんも(帝王切開で)切られたくなかったのかね〜」と言ったり、私が入院中にガタガタ震えて高熱出した日の夕方には病室に顔出して「…大丈夫?」と声かけてくれたり、ごくたまに敬語じゃない言葉使いなのもツボ。…と、なんだかとにかくいちいち印象的な人で個人的にお友達としてお近づきになりたいくらいだった。
ここでハッと気づいたΣ( ・Д・ )これはいわゆる陽性転移!患者が医師に対して好意・恋愛感情を抱いてしまうという例のアレ!(Dr.倫太郎)
そして思い返してみても先生は普通に真面目に医療行為を頑張ってくれてただけ(笑)や、それがいいんだけど。失礼ながら全っ然イケメンではないけど、あんなに良い人柄だったら普通に好意持つわー!と思う。
昔の私だったら、実際にお近づきになろうとあの手この手を使っただろうけど、もう子どもが2人もいる既婚者なので自粛(当たり前)。
けど悪い癖が出てしまい、ノリでネット検索(根っからのストーカー気質)。そしたら!実にいろんなことが判明してしまい逆にびっくり。先生は元々小学校の先生だったらしい!あの柔らかい喋りの由来がわかった気がした。そしてそこからどこの医学部に入学したか、どこで研修医をやってたか、その後どこの病院に勤務して、今の病院に来たのはいつなのか、そもそもなぜ産婦人科を目指すようになったのか、そして出身地までも…全て分かってしまった。たぶん学士編入で2年次から医学部に入ったと思うんだけど、その時私は同じ大学の2年生だったのである意味同級生!なんとまぁ、キャンパスのどこかで会ってた可能性もゼロじゃない。同い年くらいかと思ってたけど経歴から考えると少なくともいま33歳以上と思われる。案外年上だった。一旦社会人(しかも小学校教諭)になってから医学部に入学するとか、どんだけ優秀なんだろ!調べるほどにスーパー真面目な努力家なんだということが分かった。
今回のことで、医者という職業はけっこうネット上に情報があるものなんだなぁ、としみじみ。論文もいくつも出てくるし(さすがにそこまで読まなかった)、学会の講演プログラムもちょいちょい出てくる。久々にストーカー魂に火がついて、これ以上ないくらい調べつくして、そして落ち着いた(笑)結婚してるかどうかだけはわかんなかったけど、なんとなくまだしてなそう〜。仕事は激務だと思うけど、良い旦那、良いパパになりそう。どうかお幸せに!