悪い嫁

旦那の実家から荷物が送られてきた!2つあって、ひとつはクール便で鮮魚や肉などの食べ物。ありがたい!もうひとつは普通便で、誕生日祝いのお金と、古本、小さいディズニーの雛人形セット。
いやぁ、ありがたいんだよ、気持ちはありがたいんだけど…。うちは1LDKで狭くて、部屋の中はいつもごちゃごちゃとしてるけどこれでもできるだけ物を持たないようにして生きようとしていて、本も、本当はとっておきたいようなものも思い切って処分したりしていて、アルバム本買う時も本棚に入る大きさにしようってことでサイズダウンさせたりして、狭いながらに頑張って暮らしてるんです(T_T)これまでもたまに謎の荷物が送られてきて困ることがあって、旦那の実家に遊びに行ったときは「うちは狭いので物を置いておけなくて」ってアピールしてたりしたけど全然伝わってなかったと分かった。
送ってくれた本は、旦那の本も1冊あったけど、従兄弟が昔読んでたものもあった(ペンで名前が書いてある)。犬の本とかシール本(シールは付いてない)とか、ミツルの画集みたいな絵本とか(決して幼児向けではない)、ぬりえとか。それに辞書みたいなサイズの古い家庭の医学の本。これ私の実家にも似たようなのあった…。昔はインターネットもなかったから一家に一冊くらいこういうものが必要だったのかもしれない。でも今はこういうの要らないんだよ…(T_T)家にあっても、私が何か困った時にこれを開こうと思うことは絶対にないと断言できる。医学っていっても昭和時代の情報っていろいろと古くなってる気もするし。とにかく…要らないんだよなぁ…そして置いておく場所はないんだよなぁ(泣)
これまでの困ったものは、私への服(デザイン的にどうしても着れない)、旦那が中学生のときに授業で作ったらしいお盆、ハンコのセット、そして旦那の母子手帳とへその緒。服はいいとしても、昔の工作とか送られても私は処分できないし、母子手帳とかへその緒って…どうしたら…(T_T)普通みんなどうしてるんだろう。親がずっととって置いてるのかな。旦那に渡すにしてもお母さんから手渡ししてほしい。荷物に入ってても、旦那も反応薄いし、私はハテナだし、どこにしまえば良いかわかんないし、処分なんかできるはずもないし。はぁ。
送ってくれる食べ物に関しても困ったことがある。いちど旦那が食べられない数の子が年末に大量に送られてきて、お正月にひとりで泣きながら食べ続けたこともあった…しかも妊娠期でしょっぱいもの避けたい時期。旦那には「捨てなよ」と言われたけど、もらったものを捨てるというのも心理的負担があってツラかった。その時同時にもらった刻み昆布を使って松前漬けを作りたかったけれど、作っても自分しか食べない(旦那は昆布嫌い、漬物も食べられない)のでやめた。あと、タラコもたまに大量にくれるんだけれど旦那は食べられないので、ひたすら一人で消費してる。タモサラダとか作ってみたいけど自分ひとりのために作るのはしんどくて、もっぱら旦那が仕事でいない土日の昼間に一人でたらこパスタ。すごく美味しくて最初は感動したけれど、今はもう飽きちゃって。今もまだ冷凍庫にいっぱいある…。てか別件だけど、旦那が好き嫌い多すぎてほんとムカつく。好き嫌い多すぎるのはみっともないことだと思うんだけど、悪びれもせずに「あれも嫌い、これも食べられない」って言ってるのが本当に嫌で言われるたびに「このクソガキ!」って思う。それを良しとしていた旦那の親を軽く恨むレベル。私が作って自分で美味しいと思うものでも隣で残されて捨てられて嫌な気持ちになったりして。私は子どもにはなるべく好き嫌いないように教育したい、絶対。こういうのって親次第だと思う、自分の実績的に。

と、愚痴ばっかりだけど、基本的に食べ物を送ってくれるのは嬉しいし、お祝いのお金までいただいておいてこんなこと言ってたらバチがあたると思いつつ、でも送られてくる要らないものに関しての心理的負担がまぁまぁ大きいのも事実。素直に100%の気持ちで「ありがとうございます」を言えないのがツラくて、荷物にイライラしてしまう自分が嫌で、私は悪い嫁だなって思ってしょぼくれていた昨日。

荷物が届いてからしばらく考え込み、ググってみたら同じようなことで悩んでいる人も多くて、少し心が救われた。帰ってきた旦那にもその旨を訴えたら、「別に親もずっととっておいて欲しくて送ってきてるわけでもないから、要らないものは捨てれば良い」とのことで、とりあえず何でもにこやかに受け取ればいいってことになった。(そうは言っても思い出の品関連のものは捨てられないから、完全な解決にはなってないけど)

はぁ、ついに吐き出してしまった。
これからもきっと要らない物が送られてきて家と心が圧迫されることがあるだろうけど、基本的には要らないものは捨てればOK!という軽い気持ちを持って乗り越えよう。きっと大丈夫。
…いや、自信ないな。また何かあったらここで愚痴ってしまうかもしれない。でも頑張ろう。